ハローワーク通い
私は昔、確か6年位前の26歳の頃、仕事がうまくいかず転職を繰り返して、悩みハローワーク通いをしていた。
独り暮らしをしていたが、近場に家族が別に暮らしていて私は昔から母が苦手だったので、朝早くに部屋を出て少し遠くの公園に逃げてきた。
母が部屋にやって来るのが怖かったからなのだが、私は昔から漫画家を目指していてイラスト道具を持って、公園のベンチに一人で座ってイラストを描いていた。
10月だったのでとても寒かった。
そこに、ある人物に急に声をかけられた。
上を見上げてそこに居たのは、まだ高校生位の男の子だった。
「一人で何してるの?」
「…漫画を描いてるんだけど…」
私は相手に押されるままいつの間にか一緒にベンチに座って会話をしていた。
(この子、絶対私を10代と間違えて声掛けてきたんだろうなぁ…)
そのうち、ここじゃ寒いよね?
という話しになり、近くにあった車いす用のトイレで話しをする事になった。
いつの間にか男の人と付き合いした事がないという話しの流れになって、男の子は寒いから、と段々私に密着してきた。
そのうち、私の体を後ろから撫で回してきた。
私は全く気持ち良くなかったし、逆にやっぱり男ってそういう考えしかないんだ…。
とますます、男性を偏見的に考える様になった。
男の子は私の態度に諦めて、電話番号だけ伝えて帰っていった。こっちから電話をかける事は無かったけどね。
それからも、相変わらず私は男性にはいい出会いはなかった、男性を嫌いだと思う気持ちがあったからかもしれないが、リアルには知り合いは全く居ないし、近所との付き合いも全く無かったし、そういう伝手が全く無かったのもある。
しかし、今までは男性とほとんど付き合わずにきて、最近になってやっと気の合ういい人と知り合えた。
だから、結局今までのは全く無駄では無かったんだろうか、とも考えられる気がする。

